林鬼面山 1185M 3等林 飯田(下市田) 山系・赤石岳>鬼面山 2019.7.28.
坂島、野田平を結んだ古道には、観音像が・・・。
起点(野田平キャンプ場/旧豊丘南小学校野田平分校)・833>914・観音像・922>1015・1000m棚・1023>1059・大乗坊林道1010m鞍部(虻川、芦部川分水界)・1105>1155・3等三角点林1184.6M・1244>1305・大乗坊林道1055m鞍部・1309>1325・1050mコブ・1327>1338・950m鞍部・1340>1351・石仏と祠(960m尾根分岐)・1400>1413・野田平上端廃屋・1417>1429・起点
林鬼面山は、伊那山地の主稜大西山が、西へ分派した芦部川と虻川の分水嶺の一角を成し、西の尾根続きには、日影山がある。点名は、大字名から採られたが、所在地の字名は鬼面山。
長沢から北山へと大栂国有林、民有林併用の大乗坊林道が入っているので、この山は、これを使えば登頂も容易であるが、それで登山と言うのもおこがましいので、野田平起点に坂島との連絡路の破線を虻川右岸に辿ると、大明神滝南東、観音像がある鞍部から尾根を北へ、東へと登って登頂。帰路は、大西山から1329Pを経て来る破線を南進、西進、そしてまた南進して旧野田平集落に出た。
上佐原の諏訪神社から一気に下り、渓流虻川をひとしきり遡ると、大明神滝のトンネルを潜った先で、野田平、北山、本谷、萩野、坂島の五集落を校区とした旧豊丘南小学校野田平分校(S.51.休校、S.56.閉校)。
坂島とを結ぶ破線は、自然林の中の古道であったが、配電線巡視路を兼ねていたためか電柱が続き、風情を損ねていた。また、途中、渡った北からの二つの支谷に橋はなかったが、いずれにも用水路が架かっていて、それもまた風情を損ねていた。大明神滝へと棚状の尾根を回り込む所には、観音像。台座の文字は、「三十番」とかろうじて読まれたが、どうであろう・・・。
「そう言えば、坂島峠に観音様、あったよね~」と言い合いながら、古道を離れてこの尾根に取り付くと、途中、シャクゾウソウの咲き残り。南から尾根が出合うとキノコ山となって、せっかくの雑木林なのに、見苦しくなった。町ではポポーン、ポンと花火。東側に最後のガケ記号がある1000mの棚となると、その東側に開けていて、大乗坊山から右へ栂立山、上烏帽子山、鬼面山と望まれた。
1070mコブとなると、北から国有林境の尾根が出合い、東隣の1070mコブでキノコ山が南の尾根へ遠ざかると、東進した先の芦部川と虻川の分水界の鞍部で、大乗坊林道に出た。ここは広場となっていて、一角に造林小屋。
林道の向かい側から出ている国有林の歩道に入ると、これは、間もなく東からの支谷を渡って北隣の尾根にシフト。歩道はなお右山で巻いていたが、これはもう見限って雑木の中木林の中、丸い尾根を東へ直登。やがて南から帰路とする破線の尾根が出合うと、北側が自然林、南側がすっきりとしたアカマツ林となった尾根を東進。
3等三角点林1184.6Mは、国有林の見出標383号脇に西南西を向いて、ひっそりと埋まっていた。珍しく、山名板もなければマーキング類も一切ない、清々しい山頂であった。ただ、「先程慌てて横切ったのは、たしか、熊だったよね~」と女房。ここで昼食。
帰路は、1160mコブまで戻ると、滑らかな落ち葉の林床の自然林の中、破線の尾根を南進。途中、再び大乗坊林道を横断し、南へ棚状の尾根を延々と辿ると、1050mコブで東へ下大平への尾根を分派。南わずかで尾根を西へひとしきり下ると、950m鞍部からは胸を突く急登。980mコブから棚状の尾根を南西に辿ると、960mの小台地で尾根が南西と南東に二分。ここに打ち捨てられた祠と、台座に「南本白神」「蚕玉霊神」と彫られた神像があった。
これらが向いた南のサコへと入って下ると、薪の集積小屋下方で旧野田平集落上端の廃屋に出た。かつてはへきち等級3級とあって、敷地の一角には波トタン屋根の炭焼き窯。ここから草覆う林道が南東へ左山で下っていた。これに入ると、間もなく北からの支谷出合手前で、見覚えのある北山への古道に出た。旧分校に戻ると、地獄谷流れ来し方に下烏帽子山。「あれを訪ねたのはいつだったかな~」と思うと、懐かしさで胸がいっぱいになった。
起点の旧豊丘南中学野田平分校。
坂島へとコブシ探勝道となった古道に入る。
野田平廃村下端を通る。
坂島へと古道を行く。
観音像脇から尾根に取り付いて登る。
途中、岩交じり。
国有林、民有林併用の大乗坊林道に出る。
林道を横断して取り付いた国有林の歩道は、すぐ右山で隣の尾根へ。
南(左)から帰路の破線の尾根が出合う。
山頂の佇まい。
帰路。破線の尾根を下る。
再び大乗坊林道を横断。
最後の分岐には祠と石神。
廃村野田平上端の人家脇の炭焼き窯跡から分校跡へと林道を下る。
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